ひと手間でオツなモン

言うは易し行うは難し、でもまあやってみりゃいいじゃん

ep6:オービス光らせたらこうなった2

 

 

introduction:オービスとはなんぞや

 

車に乗る人でも違反とは無縁の人や、車との関わりが薄い人からすれば

聞きなれない言葉だったり認識があやふやなものなのではないだろうか

 

 

オービス、速度違反自動取締装置とは

 

レーダーや道路地中に埋め込まれたループコイルセンサーから、通過する自動車の速度を割り出し、

一定以上の速度であった場合にはフラッシュが光りカメラで当該車両を撮影し、ナンバープレートなどから車の所有者や運転者を特定し後日検挙する

 

というものである

 

 

 

肝心の一定速度以上とはどの程度の速度なのか

当然公にはされていないが、法定速度より一般道では30km/h超、高速道路では40km/h超といった赤切符相当以上の速度違反で作動するようだ

 

 

概ねオービスの手前には2つや3つ程度、オービスの存在を知らせる看板が存在する

それでいてオービスで検挙されるというのが「オービス検挙はバカ理論」のミソといったところだろうか

 

 

 

 

昨今では容易に運搬、展開が可能な移動式レーザーオービスの導入によって、常設のオービスは撤去がちらほら行われているが案ずるな少数民族

 

中でも悪質なのが天下御免LHオービスである

 

LHとは、ループコイル・ハイスピードの略であり

ループコイルにて速度を検知し、ハイスピードはおそらくハイスピードカメラとかそんなんなんだろうか(適当)

 

ちなみにループコイルというのは、理科の授業で習ったモーターの中身をイメージしてもらえばよい

 

ループコイル、巻いた電線に電気を流すと磁力が発生、その上を鉄の塊が通ることで磁力と反応し、地中に埋められたループコイル2点の間の通過時間から自動車の速度が割り出せる、という仕組み

これはレーダー式オービスと比較すると精度が高いとされる

 

的確に違反を押さえ、我々少数民族を虐殺する非人道的で極めて厄介な代物なのだ
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(一般的なLHオービスのらくがき、手前には撮影位置となる白線が敷かれているので是非確認してみてほしい

左脇によくある回転灯のついたボックスはよくわからんので俺も知りたい)



 

 

高速道路や多車線の一般道など実勢速度や交通量、様々な観点から選出された場所に今なお数多く設置されているオービスだが、オービスのカメラにもフィルム式デジタル式があり

フィルムが切れていれば光っても撮れていないのでお咎めなし、くわばらくわばら、なんてことがあるようだがLHシステムは概ねデジタル式であるようだ

光ったらもうお手上げなのだ

 

 

 

 

オービスのフラッシュは赤い、噂ではなく実際赤い

というのも本命の撮影用のフラッシュは赤外線で、人間が視認することはできない

赤く閃光するのは運転者にオービスの作動を認知させるためというのが通説のよう

 

アーケードゲーム湾岸ミッドナイトタイムアタックモードで当該箇所を一定速度以上で通過するとオービスのように画面が赤く光る演出があるが、印象的にはまんまあの感じ

 

赤切符相当の違反で光る、と述べたが赤切符というのはどんなに無違反を重ねた人でも免停確実であり、

実際撮られると「アッ!」と気の抜けた叫びを上げずにはいられないのだ
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(R20甲州街道下り 給田交差点付近のLHオービスを車内から、信号手前だしコスパ悪そうだなって通る度に思う)

 

取り締まりといえば、パトカー白バイの他にもネズミ捕りだったりいろいろあるが、それはまた他のお話

 

次回:事の発端から切符を切られるまでのお話

ep7:オービス光らせたらこうなった3 - ひと手間でオツなモン